故郷好きになって
長年にわたり、港北区の歴史を研究する大倉精神文化研究所の平井誠二所長と林宏美研究員が執筆を担当した『わがまち港北3』。港北区の歴史や文化を綴った同書を、子どもたちにも楽しんでもらおうと、両氏は区内の市立小中学校と特別支援学校(36校)に寄贈を行った。
11月30日には区役所で感謝状贈呈式が開催された。平井さんは「区では子どもたちの読書活動を推進している。そこに合わせて、若い世代が故郷を好きになってもらえるようにと寄贈を決めた」と想いを口にした。また、「歴史や伝統は語り継いでいかないと消えてしまうもの」とは林さん。「野球がテーマの章もあるなど、児童・生徒たちも読みやすい内容になっている。港北区にあるたくさんの魅力を見つけるきっかけとなれば」と笑顔を見せた。
贈呈式には、日吉台小学校の玉置恭美校長、城郷中学校の青石哲也校長も出席。「(同書には)総合の学習の一環としてなじみのある日吉台地下壕も登場する。例えば児童に読み聞かせるなどして、教師も含めて理解を深められるのではないか」と玉置校長。また、青石校長は「小机城址や、地域の歴史を知ることができる。学校と地域の連携は教育において重要なこと。たくさんの生徒に読んでもらいたい」と期待を寄せた。
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