新しくなった手洗い台の前に立つ高安館長（右）
港北図書館は３月29日、利用者からの声に応えトイレ設備の一部を改修した。
一つ目の改修箇所は、洗面所への水石けん（液体石けん）の導入。同館では固形石けんを備えていたが、盗難やイタズラの被害があった。さらに、新型コロナの流行で、利用者からは「不特定多数の人が同じものに触れ使うのは気になる」との声もあがり、液体石けんへの切り替えを行った。
もう一つが、暖房便座の設置。こちらも「冬場の便座が冷たい」との意見を反映し、男女ともにすべての便座を暖房付きのものに改修した。
同図書館は昨年度で開館40周年。装い新たに、41年目のスタートを切る。4月に同館の館長に就任した高安宏昌館長は「図書館は住民の方々のもの。みんなが利用しやすい地域の拠点となるように、今後も利用者と共につくっていきたい」と意気込みを口にした。
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