師岡熊野神社および同氏子総代会、同神輿会、同祭礼委員会は10月9日・10日に、例大祭祭礼行事を開催した。例年執り行われている同行事。今年は、新型コロナ感染対策をとった限定的な形式での実施となった。
同神社の石川正人宮司と氏子総代会の鈴木聡会長によれば、多くの地域行事が中止となる中「このような時だからこそ、感染対策をとり、限定的な開催でも、子どもたちが体験する機会を設けたい」「2年連続で祭礼行事のすべてを取りやめることは、伝統の継承という観点からも危機」との考えから、関連団体と協議を重ねたという。そこで、神輿については、担ぎ手が神輿を担がずに、台車に載せて曳いて渡御を行う「奉曳」、山車・子供神輿の展示、奉曳の休憩所として御旅所を開設した。
鈴木会長は「従来は100人もの担ぎ手が6Kmほどの道のりを練り歩く地域の一大行事。今回は担ぎ手も20人以内に限定し、発声は禁止。渡御は金棒の音で知らせることにした。また医療関係者に感染対策のマニュアルも作成してもらった」と話す。子供神輿展示には、参加希望の子どもと保護者も協力。子どもらには記念品なども用意したという。石川宮司は「夏から『形を変えても祭礼を』との声が寄せられていた。万全を期して行い、地域の絆が深まるよう祈っている」と9日の神事の際、あいさつを述べ、各会の会長らも地域の結束の大切さを口々に語っていた。
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