第24回ペットボトルロケット大会・デザイン部門の表彰式が12月27日、港北区役所で開催された。区内の児童がデザインした52作品の中から3作品が受賞。当日は、鵜澤聡明区長らから表彰状が贈られた。
同大会は「ふるさと港北ふれあいまつり」の一環として、1994年から同実行委員会が主催しているもの。また、主管として港北区青少年指導員協議会が企画・運営を担っている。例年はデザイン部門に加え、飛距離部門として鶴見川樽町公園で実際に製作したロケットの飛行も行っていたが、一昨年はコロナ禍で中止となっていた。昨年も開催が危ぶまれたがデザイン部門のみでの開催が決まった。
港北区長賞に選ばれたのは吉村司さん(菊名小6年)。「(多くの優れた作品の中)僕のが選ばれて嬉しい」と笑顔を見せた。「長い時間をかけて作ったから良かった」と振り返ったのは、同実行委員長賞の青木ほのさん(師岡小3年)。疋田優斗さん(綱島小5年)は大好きなアニメキャラクターの象徴である「炎をイメージして作った」というロケットで同協議会会長賞に輝いた。
「ユニークで心温まる作品ばかり」「親子で協力していただき、52機もの応募があり委員もみな喜んでいる」と、川島武俊同実行委員長と白石友惠同協議会会長は口を揃えた。鵜澤区長も「ぜひ来年(2022年)は、実際にロケットを空に飛ばせるようにしたい」と語った。
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