港北警察署の発表によると、同署管内で1月22日と26日に3件の特殊詐欺が発生した。
篠原北では1月22日、携帯電話機に2億1千万円が当選した旨のメールを受信し、これを誤信した被害者が電子マネーのプリペイド番号をサイト内の入力フォームに入力してしまったというもの。
大倉山では26日に発生。区役所職員を名乗る者から「医療費の戻りがあります。ATMに行ってください」などと言われ、誤信した被害者が犯人の指示に従い、ATMを操作して、振込を行った。
3件目は新吉田で26日。長男を名乗る者から「駅のトイレで鞄と携帯をなくした。鞄に今日取引に使う送金カードが入っている。お金を用意して。若い者に取りに行かせる」と言われ、誤信した被害者が犯人の指示された場所で現金を手渡してしまった。
特殊詐欺被害が続く状況に、港北署では「詐欺の被害に遭わないためにも、家族で話し合って事前に合言葉をつくっておく、迷惑電話防止機能付き電話機に買い替えて、犯人と会話しないようにするなどの対策を講じましょう」と注意を呼びかけている。
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