盲導犬育成の8団体からなる認定NPO法人全国盲導犬施設連合会は2月8日から2日間、「盲導犬育成ジャパンセミナー」を開催した。
「安全で快適な盲導犬歩行」を実現するために、全国の育成施設の職員や外部識者らが研究成果や課題を共有するためのセミナー。7回目の開催となった今年は新吉田町の日本盲導犬協会神奈川訓練センターを会場に、オンラインとの併用で関係者約80人が参加した。
外部講師の講演では、環境省の野村環氏が、2019年の改正から順次施行されている「動物愛護管理法」について、変更点や注意点などを詳しく解説。麻布大学獣医学部の永澤美保氏は「イヌの社会性発達とヒトとの共生」について語った。
各施設の取組みの紹介では、指導方法や長年の社会問題である「同伴拒否」などについて議論が交わされた。
同法人の井上幸彦理事長は「盲導犬ユーザーが安全で快適な歩行を通じ社会参加できるよう努めるのが私たちの使命。各自の経験を共有し、盲導犬育成事業をより質の高いものにしていきたい」と参加者に呼びかけた。
|
<PR>
港北区版のローカルニュース最新6件
|
|
【Web限定記事】港北警察署管内 3件の不審者情報が寄せられたほか、自転車盗4件、万引き2件、仮睡者ねらい、自動車盗、車上ねらい、置引きなど発生2024年4月15日〜4月21日の犯罪発生件数 5月2日 |
|
|
|