新横浜を本拠とするプロeスポーツチーム「FENNEL」に所属する3人がこのほど、7月にアメリカで行われる世界一決定戦への出場権を獲得した。
eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略称。コンピューターゲーム等での対戦をスポーツ競技として捉えるもので、世界的に盛り上がりを見せている。
今回出場権を獲得したのは、いずれも新横浜在住のPinotr(ピノタ)選手(24)、mo-mon(モーモン)選手(20)、釈カ坊(しゃかぼう)選手(21)の3人。昨年5月に結成したチームがプレイするのは、全世界で大人気のApexLegends(エーペックスレジェンズ)だ。3人1組の計20組で銃撃戦の戦闘を行い、最後まで生存したチームが勝者となるバトルロワイヤルゲーム。大会では、各試合の順位と倒した敵の数に応じてポイントが付与され、その合計点で争われる。
同チームは、北アジア太平洋予選を勝ち上がり4月末からスウェーデンで行われた、世界40チームで争うプレーオフ大会に出場。2日で計30試合を戦い21位となり、上位30チームに与えられる7月のチャンピオンシップ大会への出場権を獲得した。初の世界大会で健闘したが「出場権獲得は、自分たちの実力なら最低限。プレーオフの決勝を戦える20位にあと一歩だったので悔しい」とピノタ選手は振り返る。
連携力がカギ
試合中は、リーダー格のピノタ選手が司令塔を務め、釈カ坊選手が前線での接近戦、モーモン選手は中長距離の狙撃で後方支援を行う。敵に照準を定める「エイム力」は、世界の強豪にも引けを取らない大きな武器。一方で、「欧米はアジアと戦術も違うので、予想外の動きがあっても慌てずに対応できる連携力が大切」(モーモン選手)と話し、試合中のコミュニケーション力の強化を課題に練習に打ち込んでいる。
7月の大会に向けては「まずはトップ10。そこからさらに上位を狙いたい」「1試合は1位に残れるように」とピノタ選手とモーモン選手。取材当日は欠席となった釈カ坊選手も「優勝とMVPを目指して挑戦する」と意気込みのコメントを寄せた。
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