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港北区 社会

公開日:2023.11.09

【Web限定記事】ポスター持って地域にお願い
園児がオレンジリボン運動
明日葉保育園大倉山園

  • 声をそろえてお願いする子どもたち

  • ポスターとカプセル

 オレンジリボン運動の一環として、先日啓発ポスターを制作した明日葉保育園大倉山園(原川教子園長)の園児たち。地域に運動を広げるため、10月31日、ポスターとオレンジリボンが入ったカプセルを近隣に配って歩いた。

 オレンジリボン運動は、子ども虐待のない社会を目指すもの。子どもたちは大倉山郵便局や地域の商店など4カ所を周り、「地域の子どもを守ってください」と声をかけながらポスターとカプセルを手渡した。受け取った人々はうなずき、「ありがとう」「みんなが描いたの?かわいいね」と言葉を交わしていた。絵も標語も自分たちで考えた子どもたちは、思いを込めたポスターを届けられて満足そうだった。「いいことをしているんだなと思ってうれしかった」と感想を語る子どももいた。「普段の散歩でも挨拶するので、緊張せず上手に渡せていた」と同園保育士の原田綾乃さん。堂々としていた子どもたちの姿に嬉しそうな笑みを浮かべ、「日常の交流の延長として、今後もこのような活動を続けていきたい」と話していた。

 この日配ったオレンジリボンは、就労支援A型事業所のワークプレイスで働く人たちがつくったもの。同園を運営する(株)あしたばマインドが所属するソシオークグループ(ソシオークホールディングス株式会社/東京都)に、今年グループインした企業が運営している。制作されたオレンジリボンは同園をはじめ、全国の明日葉保育園22園と、その他事業所に送られ、啓発活動に使用される予定だ。

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