女子学童野球神奈川県選抜チーム「YAMAYURI」にこのほど、太尾小学校6年生の馬場奏良さんが選ばれた。石川県で7月27日(土)から8月1日(木)に開催される「NPBガールズトーナメント2024全日本女子学童軟式野球大会」に出場する。馬場さんは、「チームメイトに安心してもらえるようなキャッチャー」を目指し日々練習に励んでいる。
同チームは、5月に行われたセレクションに受かったメンバーらで構成される。
選考内容は、ベースランニングやバッティング、キャッチボール、守備など。約80人がセレクションに臨んだ中、19人が選ばれた。
「全員野球」で優勝を
YAMAYURIは、2018年度の第6回大会で優勝している。夢に向かって全ての力を出し切り、全員野球での優勝を目標に掲げる。チームのモットーは、「あきらめない!くじけない!なげださない!失敗を失敗に終わらせない」。そして、「チームワークを大切に、元気に野球を楽しみたい」としている。
初戦は27日午前8時から金沢市内川少年野球場Bグランドで、鹿児島県代表の「鹿児島Jrガールズ」と対戦する。
守備で魅せチーム支える初の全国、スタメン目指す
野球を始めた時からYAMAYURIを目指していたという馬場さん。ポジションはキャッチャー。小学2年生の頃、野球経験者の父親の影響で野球を始めた。当時からポジションは変わらない。自身の武器は、ブロッキングと肩の強さ。「球を捕ってから投げる動きがスムーズ」として、元プロ野球選手の古田敦也さんに憧れる。
現在は、港北区・都筑区・緑区・青葉区・神奈川区の連合チーム「横浜スターガールズ」に所属している。今年4月から6月にかけて開催された第10回JA共済杯神奈川県女子学童選抜野球大会では優勝に貢献した。トーナメント制で県内23チームが参加。横浜スターガールズは5チームと対戦した。大会中では、「ショートバウンドした球を後ろに逸らさずブロッキングし、盗塁を阻止する」という流れを2回成功。その経験が、「セレクション時の自信にもつながった」と振り返る。
YAMAYURIのチーム練習は、毎週土日と祝日に実施。「守備には自信があり、パワーもあるけどバッティングが課題」と話す。初となる全国大会では、スターティングメンバーで出場するために、守備に磨きをかけながら打撃の課題克服にも取り組む。
![]() 県選抜チームで全国に挑む馬場さん
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