「受動喫煙は怖い」 日吉駅前で「禁止地区」訴え
5月31日の「世界禁煙デー」に合わせ、日吉駅前禁煙プロジェクトが28日、慶応大学で受動喫煙の弊害と路上喫煙禁止地区が必要な理由を解説する講演会を開いた。講師は神奈川禁煙・分煙推進委員会副委員長の北田守医師が務めた。「親、妊婦の喫煙が子どもの健康に悪影響を与えるリスクは高い。また、依存度が高いのがニコチンの特徴。特に若い世代にタバコの害を伝えていきたい」とスライドでデーターを提示しながら語った。
その後、同プロジェクトは日吉駅前の商店街で「日吉駅周辺の路上喫煙禁止地区」実現を求めるポスター配りを行った。港北区医師会の医師や慶応大学の学生、地域のボランティア団体などが参加し、あいにくの雨降りのなか、花屋や眼鏡屋などに飛び込みで入り、ポスターの掲示を依頼していた。
プロジェクトの代表を務める高見沢重隆医師は「文教の街である『日吉』。受動喫煙を防止するためにも駅前を新横浜などに続いて路上喫煙禁止地区にしたい」と話していた。
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