師岡熊野神社 被災地復興に祈りを捧ぐ 「夏越の大祓」に地域住民が多数
師岡熊野神社(石川正人宮司)で6月30日、「夏越(なごし)の大祓(おおはらい)」が行われた。「大祓」は、自身と世の中の「罪穢(つみけがれ)」を払うことで、一年の後半の無事を願う神道行事だ。
当日は、お祓いが終わった後、全員で無病息災を願う「茅の輪くぐり」をした。参拝者は石川宮司の後に続いて直径2・5メートルの茅の輪を8の字を描くようにくぐった。
「茅の輪」は母親のお腹の中を意味しており、くぐりぬけると、心身ともに罪穢を除くことができるとされている。
石川宮司は「大祓は穢れを落とし、神様の甦りの力で『再生』を受ける儀式です。今年は東日本大震災という未曾有の事態が起こり、東北地方に甚大な被害がもたらされました。私たち神職の仲間でも命を落とされた方もいる。一日も早く被災地が復興されるよう、一緒に祈りを捧げ続けましょう」と呼びかけていた。
1000の願い事天に届け
恒例の七夕祭りも行われ、近隣の師岡・太尾・大綱小学校、尚花愛児園、樽町白梅・三ツ池幼稚園など、約1000の願いが込められた短冊も飾られた。参拝者は色とりどりの短冊に目をとめ、微笑ましい「小さな願い事」に笑顔を見せていた。
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