横浜市新人柔道大会関東大会出場めざす 新羽高 2選手が活躍
横浜市新人柔道大会が今月1・2日、岸根町にある神奈川県立武道館で開催され、新羽高校柔道部が活躍を見せた。個人戦73kg級(無段)で工藤裕介選手(1年)が優勝、81kg級(無段)で関野航選手(2年)が準優勝を飾った。
個人戦は60kg級から81kg超級までの5階級で有段・無段に分かれ、トーナメント形式で行われた。各階級の有段・無段にそれぞれ10人から20人程度の選手が出場した。
73kg級(無段)を制した工藤選手は大会前の練習で靭帯に怪我を負ってしまい、痛みをこらえながらの戦いになった。決勝も思い通りに攻められず苦しんだが、3対0の判定勝ち。死力を尽くして栄冠を勝ち取った。「足がずっと痛かったんですが、中学から柔道を始めて初の優勝なので、嬉しいです」と話す。
一方、81kg級(無段)で準優勝を飾った関野選手(2年)は、「(決勝で敗れてしまい)悔しかったですが、高校から柔道を始めて、初めて賞を取ることができたので嬉しいです」と話す。両選手とも今後、まずは初段を取ることを目指すという。
また、今大会の団体戦では同校は予選敗退となってしまったが、来年に神奈川県で開催される関東大会の出場を目指す。地元での開催となる来年は、例年よりも2校出場枠が増え、10校に。来月5日に開催される県新人大会団体戦の成績が大きなカギを握る。同部顧問の松岡晃一郎先生は「(関東大会への出場が有利になる)ベスト8を来月の県大会では目指したい」と語った。
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