神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2011年10月27日 エリアトップへ

横浜市 フランクフルトと提携 経済、環境、文化の3分野

社会

公開:2011年10月27日

  • LINE
  • hatena
調印式を行った両市長(写真/横浜市提供)
調印式を行った両市長(写真/横浜市提供)

 横浜市は、日独交流150周年を記念し、独フランクフルト市と経済・環境・文化芸術分野でパートナー都市として提携した。先月末に両市の市長が調印式を行った。欧州都市との提携は初めて。市は今後3年間で企業誘致などを行い、「ハマの活性化」につなげる狙いだ。

 「パートナー都市提携」は、友好親善を目的とする姉妹友好都市と異なり、両市の課題解決や活性化を目的とする。フランクフルト市は欧州最大級の空港やEUの金融を担う欧州中央銀行を持つ、経済産業の中心地。横浜市は、同市の交通の利便性や経済環境の良さから、1997年に同市に事務所を設立して以来、都市提携を目指してきた。

 今回の調印を受け、経済分野では、来月5日からフランクフルト市で行われる日本紹介イベント「ジャパンウィーク」期間中に、横浜市は企業誘致セミナーを開催。市内唯一のフランクフルト市の企業である「コンチネンタル社」と協力し、林文子市長自ら横浜での企業設立の魅力をPRする予定だ。また、来年1月には、羽田空港にフランクフルト直行便が運行する。市によると、アジア諸国に比べドイツからの来浜数は極端に少ないことから、「羽田空港から横浜は電車で約30分と(成田空港に比べ)近くなるので、企業誘致も積極的に行いたい」と意気込む。

 環境面では、「地球温暖化対策」に取り組む横浜市と「高エネルギー効率の建築技術」のノウハウを持つフランクフルト市の情報を交換。互いの技術を生かした環境都市を目指す。フランクフルト市に01年に進出し、日本向け輸出事業を展開する「ナイス(株)」(本社=市内鶴見区)は「フランクフルトは環境に優しい住まいづくりの技術が高く勉強になる。現地情報を営業にも生かしている」と話す。

 文化交流については、両市でアーティストの交換留学を行い、展覧会を開催。両市の街づくりや企業の広告、商品開発にも生かす。

市主催企画は「調整中」

 横浜市は「市民交流こそが両市の関係にとって大切」とする一方、「市が絡む市民向け企画は現在調整中」と話す。市は財政難の中、予算を掛け企画を行うことだけが市民交流の目的ではない、とした上で「市民団体主催企画などの後援は積極的に行いたい」としている。
 

妙蓮寺

家族葬から社葬まで。緑に包まれた静かな境内には、3つの斎場を備えております。

https://myorenji.jp

<PR>

港北区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

「町内会HP(ホームページ)作成します」

若い世代の加入促進にも

「町内会HP(ホームページ)作成します」

タウンニュース社 記者が担当 16・5万〜

5月2日

3件の不審者情報が寄せられたほか、自転車盗4件、万引き2件、仮睡者ねらい、自動車盗、車上ねらい、置引きなど発生

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

花と緑で街をつなぐ

花と緑で街をつなぐ

ガーデンネックレス横浜

5月2日

OTABISHO(おたびしょ)開業

みなとみらい

OTABISHO(おたびしょ)開業

能と狂言の紹介施設

5月2日

意見広告・議会報告政治の村

  • 支援員の謝金が倍に

    公明党市議団の要望がカタチに 市政報告

    支援員の謝金が倍に

    横浜市会議員 望月やすひろ

    4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

港北区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook