神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2012年3月8日 エリアトップへ

スライドで地震災害訓練 区内全地域防災拠点で実施

公開:2012年3月8日

  • LINE
  • hatena

 港北区は先月までに、地震発生から24時間の状況の推移をスライドで示し、その対応策を地域住民が討論する「横浜型地域防災拠点Dig(ディグ)訓練」を区内全28拠点で行った。各拠点の近隣住民で構成される地域防災拠点運営委員会メンバーが災害時、的確な行動が取れるようにすることが狙い。全拠点での実施は横浜市では初となる。

 「横浜型地域防災拠点Dig訓練」は、大地震が発生したとき、起こりうる事態をスライドで示し、対処方法を運営委員メンバーに質問、メンバーがそれに答える形で各地域に合った対応策を作り上げるというもの。スライドは市が阪神淡路大震災や東日本大震災などの教訓から想定される事項をまとめ、作成した。

震度6が起きたら

 今回は、震度6強の地震発生から24時間の推移という想定の下、各拠点で運営委員メンバーの訓練が行われた。新田中学校地域防災拠点では、「避難者の受入準備は何をしますか?」との設問に対し、メンバーが同中学校の平面図を見ながら、「体育館の中にテーブルを置こう。夜になったら玄関に移そう」などの意見を出し合うなど、拠点開設準備から、開設、避難者の受入れ、避難生活の開始までのシミュレーションを行っていた。各拠点で集約された意見、対応策は、各地域の議事録として残すほか、市の防災マニュアルの作成、防災訓練時などに生かしていく予定だ。

 訓練を行った港北区地域防災拠点運営委員会の大戸幸一運営委員長は「月1回行っている拠点での防災訓練の再確認につながった。シミュレーションを通して、備品の何が足りないのかということも分かり、実施して良かった。今後に生かしていきたい」と話している。

 市では「港北区の防災に対する意識の高さは評価できる。今回の訓練を元に、地域住民が自分の街に合った対応策を共通認識としてもってもらうことを望んでいる。今後も、Dig訓練の内容を違う想定に変え、実施していく予定」としている。
 

妙蓮寺

家族葬から社葬まで。緑に包まれた静かな境内には、3つの斎場を備えております。

https://myorenji.jp

<PR>

港北区版のトップニュース最新6

地域の交流生み出す

町カフェ

地域の交流生み出す

オープンから4カ月

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

障スポ大会で全国3位

フットサルFC ポルト

障スポ大会で全国3位

新横浜を中心に活動

4月25日

都市型SC「そよら」オープン

高田西

都市型SC「そよら」オープン

あす4月26日 セレモニーも

4月25日

横綱から「すもう場」

新横浜公園

横綱から「すもう場」

今年度中に完成予定

4月18日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

  • 支援員の謝金が倍に

    公明党市議団の要望がカタチに 市政報告

    支援員の謝金が倍に

    横浜市会議員 望月やすひろ

    4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook