港北区役所が小学5年生から中学生までを対象に、区の未来について魅力的でユニークな作文を募集し、選ばれた児童・生徒が「夢職人」に認定される取り組み。今回は「災害に備えて」と「港北区の宣伝とイメージアップ」の2つのテーマで作文を募集していた。846通から応募があったなか、17人の作文が選ばれた。今月23日、港北公会堂で「ふるさと港北小中学生会議」が開かれ、選ばれた小中学生は「夢職人」として同会議で認定証を贈呈された。その後、作文発表等を経て、小川浩之区長に将来の港北区について提言をした。
「みんなであいさつをする街にしよう」と提案したうちのひとり、新田小の池渕響さんは「他の子の違う意見が聞けて良かった。あいさつをして交流が進めば、地域の人と仲良くなれる。困っている人にも声をかけれるようになる」と話した。
区地域振興課学校支援・連帯担当の杉田由起夫課長は、「大人目線では見落としがちなことを子どもたちが気付かせてくれた」とし、小川区長は「積極的に言ってくれてすばらしい。区も頑張るので、子どもたちにも頑張ってほしい」と話していた。
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