横信綱島支店 振り込め詐欺をストップ 港北署が感謝状
久保田信義港北署長から感謝状を受け取る水野さん
港北署は10月24日、横浜信用金庫綱島支店の次長・櫻井和博さん、窓口係・水野加菜さんが振り込め詐欺を未然に防いだことから、同署で感謝状を贈呈した。
10月５日、長男と名乗る男から「かばんをなくしてお金が必要になった」という電話を受け、同店に訪れた高齢女性が３００万円の預金引き出しをしようとしたため、２人は窓口で引き出し理由などについて詳しく聴取。女性の実の息子に直接電話をし、確認をとったところ、預金引き出しに関わるような電話はしていないということがわかった。
県内最多の発生状況
同署管内では10月24日現在、今年1月からの振り込め詐欺事件認知件数は29件、被害総額８千万円と県内最多の発生状況となっている。
同署生活安全課の高橋健課長は「特に高齢者の方々には、電話でお金の話になったら、まず詐欺だと疑ってほしい。今後も各金融機関と連携を強化し、未然防止に努めていきたい」と話している。
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