地域案内板設置防犯カメラ増設 綱島の活性化に一役 関係者が完成式典
綱島商店街協同組合(中森伸明理事長)と綱島商店街連合会(猿渡茂会長)はこの2月、綱島地区の名所・旧跡などを紹介する「地域案内板」の設置を行った。また、今年に入ってから防犯カメラを増設しており、3月12日にそれを記念して関係者が集まるなか、完成式典を開催、まちの安全確保と活性化を図っていくことを確認した。=中面に関連記事(人物風土記)
「地域案内板」は、地域の旧家や地区センターを紹介することにより、まちが持つ魅力を広く一般に紹介しようと、冨士見幼稚園前(飯田家長屋門と綱島地区センター)や駅東口前(諏訪神社)などの、主に街路灯に25枚設置している。案内板には、竹生恵子さん(綱島西在住)が墨字で揮毫した案内先名のほか、距離やイメージイラストが書き込まれている。
案内板を見た人は「掲示されている位置が少し高いが、まちの魅力を知る良いきっかけにはなる」と話していた。
自転車盗に対策
増設された防犯カメラ9台のうち、ヨーカドー前で自転車盗などが多いことからその周辺を中心に7台設置された。綱島地区では2007年に初めて35台防犯カメラが設置され、翌08年に2台増設して以来となる。
式典には、小川浩之港北区長や久保田信義港北警察署長など、関係者が多数出席した。
あいさつに立った中森理事長は「案内版はさらに数を増やし、もっと多くの人の目に触れられるようにしていきたい。防犯カメラは安心・安全な街づくりに必要との判断で、横浜市の協力も受けながら増設した。今後もより活力ある綱島にしてきたい」と抱負を話していた。
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