宗教法人『浄流寺』(新吉田町3317)で4月20日、このほど完成した「榎堂神隠堂」の落慶式が行われ、寺の総代や工事関係者ら15人が出席した。
厳粛な空気の中で執り行われた式の中では、森敬吾住職が般若心経を読み上げ参列者が順々に焼香。その後は、石仏の御霊入(みたまい)れが行われた。
完成した御堂は、1966年から寺の敷地内にあった榎堂と、飛び地境内地(新吉田町3168)から移転した神隠堂を合築したもので、地蔵菩薩、薬師如来、不動明王が安置される。堂内の奥行き、幅ともに約4・5mで全体の高さは約6m。柱にはヒノキを使用している。
森住職は「皆様の多大なるご協力があって落慶式を迎えることができましたことに、感謝を申し上げたい。今後は多くの方に愛でて頂ければ。檀家さんには、6月に行われる法要でお披露目致します」と話す。
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