神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2013年12月19日 エリアトップへ

港北消防署 放火増加に注意喚起 新聞販売所に応援協力も

社会

公開:2013年12月19日

  • LINE
  • hatena
各販売所長と握手を交わす坂本署長(右から2人目)
各販売所長と握手を交わす坂本署長(右から2人目)

 港北消防署(坂本浩署長)管内で、今年起きた火災件数が昨年と比べて大幅に増加している(2013年12月16日現在)。主な出火原因として、放火が急増していることから、同署は放火されない環境づくりと、地域住民への防犯意識の普及に取り組んでいる。

 2013年12月16日現在で火災件数は91件。昨年に比べると20件増加している。特徴は出火原因として放火(疑いも含む)が45件と半数を占めていることにある。昨年は17件であったことから、放火件数の増加がそのまま火災件数の増加につながっている形だ。

 放火が増えている理由をはっきりと特定することができないのが現状だが、同署では、「回収日前にゴミを出さないなど、放火されない環境づくりを呼び掛けている」と話す。今年の特徴として、連続性があげられ、1〜2月に篠原地区、6月に下田町地区で5,6件連続して発生している。

 また12月14日には綱島地区を中心に午後10時前後で5件の不審火が発生しており、同署は放火の疑いとして調査を進めている。対策として町内会に働きかけ、啓発のチラシを配布するほか、今週末まで車のスピーカーによる広報を行う。「火災増えてくる季節。いっそう防犯意識の普及を強化していく」と同署。

連携し、防災力向上

 同署は大幅な増加を受け、12日、朝日新聞販売所と消防応援協力に関する覚書を締結した。同販売所から、「地域協力活動がしたい」との申し出があり実現したもの。福祉施設や町内会ではなく、新聞販売所と連携することは珍しく、同署独自の取組みという。

 同署から近い「ASA大倉山」「ASA大倉山東部」「ASA菊名」の3店舗が、覚書に調印した。協力内容は販売業務中の地域見守り活動として、災害・火災予防上危険な状態を発見した場合等の、情報共有と初期対応、傷病者に対する応急手当、救急処置及び119番通報、加えて、各販売所が発行する地元情報誌への防火防災情報の掲載などだ。11月には同販売員30人に対し、防火防災及び救命講習も実施した。

 坂本署長は「地域に精通し、住民の方々と直接顔を合わせている販売員たちの協力はとても心強い。この連携が地域の防災力を向上させ、災害に強い街づくりにつながれば」と話した。

妙蓮寺

家族葬から社葬まで。緑に包まれた静かな境内には、3つの斎場を備えております。

https://myorenji.jp

<PR>

港北区版のトップニュース最新6

地域の交流生み出す

町カフェ

地域の交流生み出す

オープンから4カ月

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

障スポ大会で全国3位

フットサルFC ポルト

障スポ大会で全国3位

新横浜を中心に活動

4月25日

都市型SC「そよら」オープン

高田西

都市型SC「そよら」オープン

あす4月26日 セレモニーも

4月25日

横綱から「すもう場」

新横浜公園

横綱から「すもう場」

今年度中に完成予定

4月18日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

  • 支援員の謝金が倍に

    公明党市議団の要望がカタチに 市政報告

    支援員の謝金が倍に

    横浜市会議員 望月やすひろ

    4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

港北区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook