「安全・安心な街」目指す １月11日 日スタで出初式
消防職団員らによる一斉放水が行われる（写真は昨年）
港北区連合町内会・港北火災予防協会・区自衛消防組織連絡協議会が主催する『平成26年港北区消防出初式』が１月11日（土）、日産スタジアム駐車場（港北区小机町３３００）で実施される。新春に区内の防災関係機関、地域事業所などが一体となり、防災の誓いを新たにする。
今年の出初式は「『安全・安心な街』を目指し、消防機関と区民及び防災関係者が一体となり、一層の防火の輪を広げる」ことがテーマ。消防職員１５０人、消防団員５００人、自衛消防隊員50人、家庭防災員４００人、その他関係者が一堂に会する。
岸根囃子連による獅子舞の披露から式典はスタート。消防に対する功労者や団体に対する表彰などが行われた後、徒歩隊と消防車両による分列行進を実施。続いて小机小学校のマーチングバンドの演技、尚花愛児園の鼓隊演奏も行われる。
一昨年に「横浜市地震被害想定」が見直され、木造密集地の防火対策の必要性が高まったことから、消防署、消防団、家庭防災員が木造密集地域を想定した演技と一斉放水を公開。倒壊した建物を中央に設置し、「自助・公助・共助」の要素を盛り込みながら、バケツリレーや消防隊と消防団による被災者救助と消火を行う。このほかウォーターカーテンホースにより、避難路が確保されたところも見られる。
時間は午前11時から午後12時15分まで。終了後は午後１時まで消防車両などの展示も行われる予定。在日米軍消防隊の消防車や、消防局の特別高度救助部隊の車両２台も見ることができる。
荒天時は式典のみを同スタジアム会議室で実施。午前11時から11時45分となる。
（問）港北消防署【電話】０４５・５４６・０１１９。
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