全34カ所の寺院・庵・御堂などから構成される准秩父観音霊場では現在、12年に一度御開帳される午年観音の姿が公開され、多くの参拝客が訪れている。
港北区内では11カ所が同霊場に含まれている。1番札所である眞福寺(松田良一住職・下田町)でも、観音の指に結ばれた五色の糸「善の綱」を触り、本堂の中の観音の姿を拝み、ご利益を願う参拝者の姿が見られた=写真。同寺の青木康雄副住職は「近隣住民だけでなく、遠くからも多くの方々が参拝しに来ていただいております。12年に一度のこの機会にぜひご巡拝していただければと思います」と話す。御開帳される時間は午前9時から午後5時。期間は4月30日までとなっている。
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