「命の大切さを知ってほしい」 港北署が綱島東小で授業
綱島東小学校(田沼正實校長)で先ごろ、港北警察署による「いのちの大切さを学ぶ教室」が行われた。区内の中学・高校で以前から行われていたが、小学校では今回が初めての試みだ。
同署からは当日、スクールサポーターの漆原光彦さんを含む2人が来校し、同校5年生85人に対して授業した。先輩に暴行を受けた中学生が亡くなってしまったという、実際に起きた事件を例に出したほか、人の心を一枚の紙に例えて、「一度くしゃくしゃに傷ついてしまった紙はどんなに戻しても、元のきれいな状態には戻りません。人の心も同じです」と説明し、人を傷つけることは許されないことだと説いた。児童たちも真剣な顔で講義を受け、質疑応答の際も活発に意見が述べられた。
漆原さんは「真面目に話を聞いてくれて有意義な授業となりました。相手の立場になって物事を考えることが辛い事件を防ぐことにつながると児童たちに知ってもらえれば」と話した。
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