港北警察署を拠点に活動する「港北警察署少年剣道クラブ」が7月11日、横浜文化体育館で行われた「第28回神奈川県警察少年柔道剣道大会」で初の優勝を果たした。
剣道大会は神奈川県警察と(公社)神奈川県防犯協会連合会主催の下、県内の警察署に拠点を置く46チームがトーナメント形式で対戦し、チーム内の勝者数と取得本数で勝敗を競った。各クラブは男女混合で、4年生以上の小学生3人と中学生2人を選抜しチームを編成する。
優勝までの全6試合で最大の山場は、昨年の優勝チーム「南戸塚剣士会」との一戦。全勝を狙うために、他の試合とは選手の出場順を変えて臨んだ。先鋒、次鋒、中堅を務めた小学生が作戦通り3戦全勝、中学生は1勝1分けし、最終的に勢いのままに4勝1分けで勝利した。その他の試合もチーム一丸となって挑み、大会全試合を通してわずか一敗という好成績で、見事優勝を果たした。
5年間クラブに在籍し、今回大将を務めた高橋雄斗君(中3)は「先に試合に出た小学生たちが勝ち越して、いい形で繋いでくれた。今後の大会も優勝して、いつも指導してくれる先生に恩返しをしたい」と笑顔を見せた。
同クラブは、第1回大会から出場をしているが、これまで芳しい戦績を残してはいなかった。今回、優勝を狙いたいという子どもたちの要望に応え、週2回だった練習を大会前は5回に増やし技の修練に励んだ。
現在小学校1年生から高校3年生までの約30人が所属しており、基礎から応用までレベルに合わせて修練に励んでいる。指導をする鹿谷濟(わたる)さん(7段)は「剣道を通して困難に立ち向かう強さを手に入れてもらいたい。これからも剣道の魅力を広めていきたい」と話す。今後も様々な大会に積極的に挑戦し、心身を鍛えていく。
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