岸根町に親と子のつどいの広場「ぽっけ」が開設される。市内最多の未就学児人口を持つ港北区だけに、新たな子育て支援施設に利用者からの期待が寄せられそうだ。オープンは2月中を予定。
「ぽっけ」を運営するのは、NPO法人横浜子育て支援グループぽっけ(渡邉歌子理事長)。2008年に立ち上がった同法人はこれまで、篠原地域ケアプラザや妙蓮寺の朝日新聞販売店2階のフロアを会場に、育児中の保護者向けの相談会などを開催する活動を続けてきた。
そんな中、渡邉理事長は、区内全体でも特に、岸根方面で子育て支援施設が手薄な状況を知り、昨秋、市が進める「親と子のつどいの広場事業」の公募に手を挙げた。市側は「ぽっけ」と同様の現状認識を持つ区の意向を受け、募集対象地域として岸根町、鳥山町、横浜上麻生線の岸根交差点から徒歩15分圏内の「広場」開設を希望。これらを踏まえた形で選定した。
「第二の実家」として
「ぽっけ」(岸根町408の123)は、市営地下鉄ブルーラインの岸根公園駅から徒歩1分、小児科の上階という好立地にあり、面積は40平方メートル、親子10人ほどが入れる。幼稚園・保育士免許などを持つ2人が常駐し、子育て全般の相談を受け付け。利用者のニーズに合わせて離乳食の作り方などの講座も開く予定だ。渡邉理事長は「『第二の実家』と思ってもらえるように信頼関係を結んでいきたい」と話している。開設日時は、月・水・木・土の午前10時〜午後4時。利用料は、1家族1回100円、講座参加費1回200円(問合せ【電話】045・642・4809)。
区内に「広場」は、篠原北(びーのびーの)、高田西(たかたんのおうち)、樽町(ひだまり)、日吉本町(こんぺいとう)がある。
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