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港北区版 公開:2016年5月5日 エリアトップへ

区内交通事故 死者数、4年連続で増加 発生件数は減少続く

社会

公開:2016年5月5日

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 昨年港北区で発生した交通事故件数は796件で、2011年の1214件から件数は減少。その一方、交通死亡事故件数は4年連続で増加しており、昨年の8件は市内18区中2番目に多い状況になっている。港北警察署では啓発に力を入れていく考えだ。

 2011年の港北区内の交通死亡事故件数は0件だったが、その後4件(12年)、5件(13年)、7件(14年)、8件(15年)と、徐々にではあるが年々増加傾向にある。

 管轄する港北警察署(陶山和美署長)交通課は、「明確な原因は検証できないが、1件でも事故を減らせるように今後も地道な啓発活動を行っていく」としている。

高齢者の割合が高い

 神奈川県警の統計によると昨年、横浜市内で発生した死亡事故のうち、65歳以上の高齢者が占める割合は全体の約半数を占めているという。また、区内で発生した死亡事故でも8人中3人が高齢者で、4割に近い割合だ。死亡事故の発生場所や時間帯はさまざまだが、歩行中や自転車乗車中、事故に遭遇するケースが多く見られる。中でも、「信号無視」や横断歩道以外の場所を横断する「乱横断」が原因で事故に遭遇しているケースが多いことから「交通ルールを守り、余裕を持った行動をしましょう」と投げかける。

 交通事故全体の発生時間帯を見ると、午前8時〜10時と午後4時〜6時が多い。また、発生場所は「環状2号線」や「東京丸子横浜線」(綱島街道)、「横浜上麻生線」などの区内を東西南北に延びる交通量の多い幹線道路に集中している。町名別では樽町、新横浜、小机、日吉本町、新羽、菊名などでの発生が目立っている。

安全意識の向上を

 同署では、区民の交通安全意識を高めることを目的に、さまざまな啓発活動継続的に行っている。主な活動としては、夜間の交通事故防止に効果的とされる反射材やプロテクター(2輪車)、ヘルメットの着用(自転車)啓発、小学校で実施する交通安全教室への保護者の参加呼びかけなどがそれだ。

母の会が発足

 4月6日、子どもへの交通事故防止啓発活動を行う「港北区交通安全母の会」(寺岡淳子会長)が発足した。同署と交通安全協会の呼びかけにより発足した同会は、主に小・中学校に通う児童生徒の母親で構成されるボランティア団体。4月22日現在23校(64人)が加盟しており、寺岡会長は「今後は幼稚園、保育園、小中高校へ継続的に加盟を呼びかけていく。横のつながりを強固にし、事故防止啓発キャンペーンなどを充実させたい」と話す。

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