記念式典であいさつに立つ前原会長
港北区内を中心に活動する「横浜ひかりライオンズクラブ」（前原皓会長）が今年、創立40周年を迎えた。それを記念した式典が先ごろ、新横浜国際ホテルで関係者ら２７０人が出席し盛大に開かれた。
当日は横山日出夫港北区長、武笠基和港北消防署長なども出席し、祝辞を述べた。また、タレントとして活躍するルー・大柴さんや演歌歌手の大川栄策さんも登場し、式典に花を添えた。あいさつに立った前原会長は「ここまで継続出来たのは周囲の力添えがあったからこそ。今後もメンバー一同奉仕活動にまい進していく覚悟です」と力強く話した。
福島の高校も支援
１９７６年３月、港北ライオンズクラブをスポンサーとして45人のメンバーで結成されたひかりＬＣ。「地域に密着した奉仕」を旗印に掲げ、港北区障害者地域活動ホーム「しもだ」でのバザー、慶応大学での献血活動、新吉田町にある、日本盲導犬協会神奈川訓練センターに寄付を行うなど、地道なボランティアを続けてきた。また、最近では東日本大震災で被害を受けた、福島県立「ふたば未来学園高等学校」への寄付も始めている。時代背景を見越し、そのときどきのニーズに合った活動も積極的に模索しているところだ。
各種奉仕活動を続ける同ＬＣだが、現在の会員数は31人。減少傾向が続いている現状に歯止めをかけたい考えだ。前原会長は「新しい仲間を着実に増やしながら、次の10年に向けてクラブの充実、さらに精度を高めた奉仕を行っていきたい」と語っている。
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