▽…横浜港北ロータリークラブの55代目会長。自身が代表取締役社長を務める会社も創立56年とほぼ同学年。「何か縁を感じるね」と笑みをこぼす。「プレッシャーはあるが、責務を全うするだけ」。ＲＣ60周年に向け、今年をカウントダウンの初年と捉えている。
▽…44歳のとき、知り合いに誘われて同クラブに入会。初めは右も左もわからない上に知人も少なく、心細さしか感じなかった。次第に知り合いも増え、つながりが濃くなっていくにつれ、仲間と一緒に奮闘しながら奉仕活動に取り組む面白さに気付いたという。
▽…神奈川区にある、ビルやマンションの設備メンテナンスを一手に請け負う会社の３代目。もともとは汚水などを処理する浄化槽の清掃業からスタートし、父の代から現在の業態に。「皆が嫌がることを率先して仕事にしたのが祖父。その精神は今も受け継がれている」。３人の息子にも、語るより背中で見せてきた。
▽…掲げるテーマは”真面目に、かつ楽しく”。自身の入会当時のように、仲間との充実感があってこそ、会の発展や会員増加につながると考える。「大規模な社会奉仕活動をするには、やはりマンパワーが大事。理念を知ってもらい、興味を持ってもらえれば」
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