7月16日から18日に日産フィールド小机など市内4グラウンドで行われた「第19回横浜市区選抜少年サッカー大会」(横浜F・マリノス杯)で、港北区チームが14年ぶりの優勝を果たした。同大会は横浜市内18区の選抜チームが出場。市内の大会で最大のものだ。
初戦から山場となった港南区戦。港北区が比較的ボールを支配していたものの、両チームとも決定的なチャンスを逃し、0-0で終了。PK戦となり、4-3で辛勝した。
2回戦の鶴見区、準決勝の旭区ともに港北区が攻め続け、2-1、1-0で順調に駒を進め、いよいよ南区との決勝戦を迎えた。前半は攻め込まれ、肝を冷やす場面もあったが、それを凌いでからは港北区のペースに。センターフォワードの八瀬尾太郎君(小6)が3点立て続けに奪った。後半も勢いを保ち、終わってみれば5対1で完勝した。
キャプテンの曽根凛君(小6)は「優勝の決め手はチームワークの良さだと思います。誰かがミスをしたら声をかけてカバーし合いました。それが好結果につながったと思う」と今大会を振り返る。また、コーチの佐々木尚史さんは「決勝前、”支えてくれた人に優勝という形で恩返ししよう”と選手に話しました。そういう気持ちで戦ったから、有終の美を飾れたのだと思います。皆、本当によくやってくれた」と話す。
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