5月31日は「世界禁煙デー」。毎年、企業や市民団体、自治体などが様々な取組を行っている。
区福祉保健課健康づくり係も31日、日吉駅前で禁煙・受動喫煙防止の啓発イベントを行った。
当日は同係をはじめ消防署、禁煙おすすめ隊の保健活動推進員、資源循環局、土木事務所、区地域振興課資源化推進担当、横浜消防や資源循環局のキャラクター、「ハマくん」「イーオ」が参加し、たばこに関する資料やティッシュ、絆創膏などの啓発グッズを配布。禁煙、たばこのポイ捨て禁止、たばこによる火災防止などそれぞれの視点から注意喚起した。
また、一酸化炭素測定ブースも設置。呼気中の一酸化炭素量を測定することでニコチンへの依存度が分かるもので、自分は吸わないが、受動喫煙が気になるという不安から参加する人が多く見られた。
たばこの煙には200種類以上の有害物質が含まれており、受動喫煙により子どもも病気にかかるおそれがある。厚生省心身障害研究1998によると、両親2人が喫煙者の場合、乳幼児が突然死する病気にかかってしまう確率が4.7倍も高まるという。同係は「紙巻きたばこと同じくらい、電子たばこにも有害成分が含まれています。子どもの健康のためにも禁煙をしましょう。」と促した。
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