都筑区勝田町在住の若山もと菊さんは、古典舞踊と現代舞踊を融合させた新邦楽舞踊「若山流」を創流し40周年を迎えた。
小学6年生の時に古典舞踊の手習いを受けた若山さんは「周りに褒められていい気になった」と始めたきっかけを振り返る。中学生の時に鶴見区の祭りで見た歌謡舞踊(新舞踊)に感銘を受け、伝統的な古典舞踊ではなく、テレビやラジオで流れる歌謡曲に合わせて自由な振り付けで踊る世界に没頭した。その後、厳しい修業を経て、40年前に「若山流」の家元として独立。
夫婦二人三脚で歩む
3歳から踊りはじめ17歳で、花柳流の師範になった花柳汐富士の名で踊る妻と二人三脚で歩んできた。現在は全国各地に200人程の弟子がいる若山さん。自宅の稽古場に加え、港北区綱島などでも踊りの指導をしている。全国各地に散らばる会員には若山さんと花柳さんの踊りを写したDVDやVHSを送り門下生に練習してもらうという。「時代が変わり通信教育になった」と若山さんは話す。
70人が踊り披露
6月16日(金)、約70人の門下生などが参加する春の舞踊まつりが港北公会堂(大豆戸町)で開催される。入場無料。時間は午前10時半開演。家元と花柳さんが「面影のタンゴ」の曲に合わせて踊る相舞踊も見所の一つ。詳細は若山さん【電話】045・592・2434。
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