林文子横浜市長×元ベイスターズ・三浦大輔さん 特別対談 横浜をスポーツで元気に
横浜市の林文子市長が昨年、多くのファンに惜しまれつつ引退した「ハマの番長」こと、元横浜DeNAベイスターズの三浦大輔さんと野球をはじめとするスポーツとまちづくりなどをテーマに対談しました。
林市長 まずは現役生活25年間、お疲れ様でした。昨年秋の引退試合の際には、横浜全体が「永遠番長」一色になり、胸に突き刺さる感動がありました。改めて25年間を振り返って、どのようなお気持ちですか。
三浦さん 今はプレッシャーから解放されて、ほっとしています。現役時代は毎年、「今年はどうするか」という繰り返しで、25年間が過ぎました。
忘れられない日本一
林市長 最も印象に残っているのはどの場面ですか。
三浦さん やはり、1998年の日本一です。選手、スタッフ、ファン、みんなが盛り上がれた年でした。「日本一ってこんなにいいものなのか」と感じ、その後は「また優勝したい」と思ってプレーしました。
林市長 手術をしたり、投球フォームを変えたりと、厳しい経験をされたと伺いました。私も自動車販売などの会社員生活を続けてきたので、山あり、谷ありの人生は共感できます。
子どもに野球を
三浦さん 現役最後の3年間はコーチを兼任し、人に教える難しさを感じました。現在は球団の「スペシャルアドバイザー」として子ども向けの野球教室で教えるなどしています。
林市長 今後はどのような活動をしたいですか。
三浦さん 海外の野球を視察し、球団経営や指導方法を学び、ベイスターズや横浜球児に還元したいです。
林市長 三浦さんには、今年から「横浜マラソン」の大会アンバサダーに就任していただきました。10月29日のレース当日はスタート台で三浦さんの姿が見られるでしょう。また、2019年ラグビーワールドカップと2020年東京五輪・パラリンピックの会場に横浜が選ばれるなど、世界的な大会へ向けた機運が高まっています。
三浦さん 私も2004年のアテネ五輪に出場しました。あの感動を横浜スタジアムで味わえるのは素晴らしいことで、今からとても楽しみにしています。
変わるハマスタ
林市長 五輪へ向けてベイスターズが横浜スタジアムの観客席を6千席増築することを決めていただいたことは、横浜市にとっても嬉しい話です。
三浦さん 最近、スタジアムの周りがどんどん楽しい場所になり、ワクワクする雰囲気になっています。野球に限らず、さまざまなスポーツが楽しめるように、横浜にもっと多くの施設があれば良いと思っています。
林市長 横浜にはベイスターズのほかに、サッカーJリーグの横浜F・マリノスと横浜FC、バスケットボールBリーグの横浜ビー・コルセアーズなど、多くのプロチームがあるという幸せを感じながら、これからもスポーツを通じて、横浜を元気にしていきます。
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