港北区福祉保健課はこのほど、東急電鉄日吉駅内の階段3カ所に、日吉駅周辺の見どころ12カ所の写真などを紹介するなどした健康階段を設置した。階段を登ることで健康づくりのきっかけにするための試み。区の担当者は「よこはまウォーキングポイントの利用者を増やしたい」と話している。
この取組みは、2014年度から市が始めた「よこはまウォーキングポイント事業(※)」の一環で、港北区独自の事業となる。9月末現在の区内申込者数は約1万9750人。14年度の約6800から順調に数を伸ばしてきたが「年度内にあと2500人増やしたい」と区担当者は話している。
取組みをPRするためにも「多くの人の目に触れるように」と、一日の平均乗降人員が20万人(16年度)を超える日吉駅を選択した。東急の協力のもと、日吉駅内の3カ所の階段に日吉周辺を中心とした見どころの写真を掲示。写真を掲示することで、エスカレーターではなく階段を登りたくなる心理を期待したものだ。
写真は、師岡熊野神社、金蔵寺、大倉山公園、眞福寺、飯田家住宅、東照寺、日産スタジアム、大倉山記念館、慶應義塾大学日吉キャンパス、田邊家住宅、興禅寺、高田天満宮の12カ所。また、写真の横には、日吉駅からの距離と歩数を表示するほか、階段を登ることでどれ位のカロリーを消費しているかの目安がわかるようになっている。19年11月頃までの設置予定。
区ではこうした取組みのほか、健康測定会(年に20回)やウォーキング手帳の作成などを行っている。さらに、区内で行われるイベント(11月25日・ちょいつまみウォーク、1月7日・港北駅伝)で歩数計の即時交付を実施するなどPRを強化している。
ウォーキングポイントは、区内郵便局、港北スポーツセンター、区役所窓口のほか、市健康福祉局のHPから申し込みが可能だ。
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