株式会社横浜アリーナは先月末、不審物発見を想定したテロ訓練を行った。
まずは港北警察署から同社の社員に向けて講義。海外各地でコンサートやスポーツイベントの最中に実際起こったテロの事例を紹介。先進国でも勃発しているため、ラグビーワールドカップや東京五輪の開催地であり、新幹線が通る港北区では特に警戒すべきであると注意が促された。
続いて実際に訓練を実施した。不審物に見立てた紙袋を隠し、同社社員が検索開始。コインロッカーやゴミ箱などすみずみまで丁寧に確認し、トイレのゴミ箱に入れられてる不審物を発見した。発見者は無線を使って施設内の事務所へ連絡。さらに事務所で待機していた社員が警察へ通報し、駆けつけた警察官が状況確認を行った。
訓練後には講評が行われ、同署警備課の担当者は「情報の共有が大切。職員同士、防災センターとの連携を図りましょう。通報する際は、上手に言うことは意識せず、ありのままを答えてください」と喚起していた。関洋二社長は「何度も訓練を重ねていきたいです。横浜アリーナの社員皆が常に意識を持っていければ」と話した。
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