「牛肉入り黒チャーハン」（上）と「エビチリあんかけチャーハン」
横浜市内のチャーハンのナンバーワンを決める「ガチチャーハン！」のエントリー商品がこのほど発表された。港北区区内からは２店舗が出品し、６月１日から投票が開始される。
市内商店街の活性化を目的として、８年前から（一社）横浜市商店街総連合会がテーマを変えながら実施してきた「ガチ！シリーズ」。今回の「ガチチャーハン！」には全18区31商店街から40店舗が名乗りを上げた。
香りとコクが引き立つ
日吉商店街協同組合からは、日吉駅すぐの立地で、大学生を中心に老若男女幅広い層から支持を受ける『中国名菜 龍華』の「牛肉入り黒チャーハン」（税込１０００円）がエントリーした。以前、季節限定で提供したところ好評だったことから、同メニューがエントリー商品に選ばれたという。強火で一気に炒めあげながら、中国たまり醤油でまろやかな甘みとコクを出した一品は、松の実の香ばしさがアクセントになっている。同店を運営する(有)河合商事の島名正人統括マネージャーは「より多くの人に食べてもらえたら嬉しい」と話した。
エビチリあんかけ
綱島桃栄会からは『中国料理 珠鴻（しゅうこう）』の「エビチリあんかけチャーハン」（税込９５０円）が名乗りを上げた。綱島の地で40年以上愛され続けている同店の店主が、カニあんかけ、肉あんかけと並んで”あんかけ三兄弟”との愛称で呼ぶほど人気の逸品だ。調理はオーソドックスなたまごチャーハンと同じ工程だが通常よりも塩を少なめにし、その代わりに刻まれたザーサイをアクセントで入れている。その上にエビのチリソースがかけられ、絶妙な味のバランスとなっている。「あんかけ三兄弟を食べにきてください」と店主。
同イベントのエントリーブックは５月末頃から配布され、投票は６月１日（金）から７月31日（火）までハガキやＷＥＢなどで受付。結果を受け、金賞・銀賞・銅賞が発表される。詳細は公式ＨＰ（http://www.gachichahan.com/）で確認できる。
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