相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人の入所者が殺害された事件から2年――。
童謡の普及啓発を通し、豊かな人間関係を築こうと活動を続けるNPO法人日本国際童謡館(高田真理理事長/港北区日吉)はこのほど、悲惨な事件の風化を防ぎ、ともに生きることの大切さを歌い継いでいこうとCDをリリースした。
タイトルは「悲しみを力に〜ともに生きる愛のテーマ〜」。神奈川県議会議員、牧島功氏が書いた詩に大きな感動を覚えた歌手の大庭照子同NPO法人館長が曲をつけた。歌は同NPO法人、そがみまこ理事。
「詩をよんで(牧島さんの)真剣さを感じた。ぱっとメロディが浮かんだの」という大庭館長。特に印象に残った言葉に「神様に召されたの」「いっしょに生きると約束してね」を挙げ、「事件の悲惨さを伝えながらも、『みなで生きていこう』と未来への希望が持てるように」表現した。
高田理事長は「立場をこえて、多くの人に聴いてもらいたい」と話している。
CDの収録曲は「悲しみを力に」と「私の気持ち」の2曲。価格は税込1000円。購入希望者は同NPO法人【電話】045・562・1950へ。
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