神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2018年10月25日 エリアトップへ

横浜市 介護人材に留学生ら ベトナムと覚書、支援整備

社会

公開:2018年10月25日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は新たな介護人材確保策として、海外からの人材受け入れ支援に乗り出した。今年度はベトナムの都市や学校と覚書を締結。年度内に介護インターンシップ生や留学生を受け入れ、人材不足対応の一手につなげる。

 横浜市では、団塊の世代が75歳以上となる2025年、要介護認定者が21・3万人にのぼり、介護人材は約8500人不足すると推計されている。

 市はこうした事情に加えて外国人の在留資格に昨年から「介護」が加わったことを踏まえ留学生らの受け入れ支援を促進。今夏、ベトナムの3都市、5校と介護人材受け入れに関する覚書を締結した。各都市、学校は介護で就労意欲のある人を横浜市に推薦。市は事業所と協力して受け入れ先の紹介をはじめ、日本語学校の学費補助や住居の確保、生活相談など多方面で支援する。

 第1陣として11月をめどに、現地の大学生がインターンシップでの来日を予定。学生は市内の特養や老健で9カ月間実習し介護技能を習得。大学卒業後は、技能実習生として再び横浜に来てもらうことが想定される。来年1月には介護福祉士を目指す留学生の受け入れも予定。今年度はあわせて20人ほどを、市内7施設で受け入れる方針だ。

学費や家賃補助も

 留学生には、受け入れ先の施設を通じて来日後に通う日本語学校の学費を1/2補助するほか、住居借上げ支援事業を活用し家賃補助も実施。いずれも残りの費用は施設がもつ。また、介護福祉士専門学校の学費には県の奨学金を活用。留学生は、就学中は施設でアルバイトし、資格取得後に正規職員として5年働けば奨学金の返済が免除される。市では中国やインドネシア、フィリピンとも連携に向けて調査を進めているという。

 市内にある介護施設の代表は「日本人だけでは支えきれない状況の中、将来的な労働力の確保につながるのでは」と話す。一方、永続的な働き手ではないことや施設側の負担の大きさ、留学途中での急な帰国などへの懸念もにじませる。市では「生活相談はもちろん、孤立させないようサポートをしていく」としている。

妙蓮寺

家族葬から社葬まで。緑に包まれた静かな境内には、3つの斎場を備えております。

https://myorenji.jp

<PR>

港北区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

「町内会HP(ホームページ)作成します」

若い世代の加入促進にも

「町内会HP(ホームページ)作成します」

タウンニュース社 記者が担当 16・5万〜

5月2日

3件の不審者情報が寄せられたほか、自転車盗4件、万引き2件、仮睡者ねらい、自動車盗、車上ねらい、置引きなど発生

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

花と緑で街をつなぐ

花と緑で街をつなぐ

ガーデンネックレス横浜

5月2日

OTABISHO(おたびしょ)開業

みなとみらい

OTABISHO(おたびしょ)開業

能と狂言の紹介施設

5月2日

意見広告・議会報告政治の村

  • 支援員の謝金が倍に

    公明党市議団の要望がカタチに 市政報告

    支援員の謝金が倍に

    横浜市会議員 望月やすひろ

    4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

港北区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook