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港北区版 公開:2019年1月24日 エリアトップへ

医師で写真家井上冬彦氏 アフリカフェスで写真展 「命の輝き」作品に込める

文化

公開:2019年1月24日

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最新の写真絵本「マイシャと精霊の木」を手にする井上氏
最新の写真絵本「マイシャと精霊の木」を手にする井上氏

 今夏、横浜で開催される第7回アフリカ開発会議。同会議の横浜開催推進事業「アフリカンフェスティバル港北2019」が1月26日からイトーヨーカドー綱島店1階で開催される。主催は綱島商店街連合会・同協同組合。同イベントの目玉は、綱島で開業医と写真家の2足の草鞋を履く、井上冬彦氏の写真展。「サバンナ・動物親子の物語」をテーマに、命の輝きと動物親子の無償の愛が見る者を癒す展覧会だ。

 綱島で胃腸内科クリニック院長を務める井上氏がアフリカ・サバンナの写真を撮り始めたのは32歳のとき。蝶の採集などを趣味としていた父の影響もあって幼少の頃から自然に親しみ、動物学者になるのが夢でもあった。「人と一緒にいるより、自然の中での昆虫採集や魚採りが大好きな子どもでした」。両親が医師だったこともあり、医療の道に進んだが「いつかアフリカをこの眼で見たい」という思いは消えず、初めてアフリカの大地に立ったときの衝撃と感動を何としても伝えたいとカメラを手にしたという。最初はまったくうまくいかず「悔しくてそれが写真を撮り続ける原動力になった」とも。

 サバンナの写真を撮り始めて10年目にアマチュア写真家の最高峰とされる「林忠彦賞」を受賞。これまで、5冊の写真集と10冊の写真絵本を出版してきたが、すべて出版社からの依頼だ。

 今も可能であれば年に2回は撮影旅行に。「サバンナの自然の中では自らが癒され、初めての写真展では来場者から『癒された』という声を貰った。それが医療の原点とも重なると気づき、命の本質についても考えるようになった」。最新の写真絵本「マイシャと精霊の木」は自らの思索をもとに生命の循環や生きることの意味をテーマにしている。

 会期は、2月10日まで。入場無料。その他、アフリカ太鼓ワークショップやアフリカ文化展示、動物写真塗り絵展、また井上氏の写真集も販売予定。

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