太尾小学校(松本忠司校長)の3年2組は、昨年4月から、総合的な学習の時間に地域活動拠点「大倉山おへそ」のメンバーと一緒にイベント企画などを行ってきた。
同小としては初めての試み。先週の授業では、一年間の取組みをふり返った。
「大倉山おへそ」とは、2014年「ヨコハマ市民まち普請事業」に採択され、地域住民・町内会・商店会・行政が連携し、地域に開かれたスペースとしてオープンした場所。
エルム通り商店会と協働でイベントの企画・運営も行っている。
太尾小の3年生は、2年時の「まち探検」学習で「大倉山おへそ」の存在を知り、「おへそってどんな場所?何をやるところ?」という疑問が膨らんだという。そこで今年度、田口愛子教諭が受け持つ3年2組は、同地域拠点に協力を仰ぎ、年間を通して活動に参加することを決めた。一緒にやってみたいことをクラスで話し合い、イベントの企画運営やお祭りの飾りつけ作成など総合的な学習の時間に行ってきた。
7月には、商店街に飾る七夕飾りを作成。9月には、10月に毎年行われている「大倉山ハロウィン」の企画に参加。写真ブースで使う大きなフォトフレームや、スタンプラリーのスタンプ、台紙のデザイン、イベントで行うクイズの作成などを行い、当日のイベント運営にも携わった。2月に開催された大倉山梅まつりでは、「おへそ」ブースの運営を手伝った。
楽しませる側に
18日には授業で一年の活動をふり返った。児童からは「お祭りの準備の大変さを知った」「知らない人に話しかけることができるようになった」「今までは地域のイベントに参加するだけだったが、皆が楽しめるよう考えることができてよかった」などと前向きな声が相次いだ。今後についても「来年もイベントの手伝いをしたい」「梅まつりに初参加だったが、また遊びに行きたい」と意欲的。田口教諭は「授業でのおへそとの関わりは終わるけれど、お祭りは毎年続く。自分たちの街を支える人たちのことを忘れずにいて欲しい」と結んだ。
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