師岡熊野神社(石川正人宮司)で6月30日、夏越の大祓が行われた。
「大祓」は、全国の神社で行われ、自らの罪穢れや社会の罪穢れを祓い去り、清き心に立ち返って後の半年を無事に過ごせるよう祈願する神道行事。師岡熊野神社でも毎年の神事として広く親しまれており、雨模様にもかかわらず、今年も多くの人が境内を埋めた。
お祓いの後には全員で無病息災を願う「茅の輪くぐり」。参拝者は石川宮司に続き、8の字を描くようにくぐった。
石川宮司は「これまで千数百年にわたって続けられてきた神道行事だが、令和となって初めて。厳しい暑さの夏を乗り越えて、今年もあと半年を無病息災で過ごしていただきたい」と参拝者に呼びかけた。
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