綱島地区に今月1日、樽町地域ケアプラザ分室(綱島東2の12の19)がオープン、15日には開所式が開催された。式典には区役所や同地域ケアプラザ運営法人、綱島地区町内会関係者ら約30人が参加し、地域からの長年の要望が前進したことを祝った。
地域ケアプラザは、高齢者や子ども、障がいのある人など、誰もが地域で安心して暮らせるよう、身近な福祉・保健の拠点として多様な取組みを行っている公共施設。綱島地区における樽町地域ケアプラザ分室設置は、今年度の横浜市のモデル事業に位置付けられている。同地区を含む樽町地域ケアプラザが担当する圏域人口は、約8万2千人。高齢者人口は約1万4千人と市内141地域ケアプラザ等の中で第一位となっている。同施設の藤塚政敏所長によれば、介護保険の利用に関する相談などが非常に多く「ここに配属された6年前から、綱島地区にケアプラザがあればとの要望はあった」と話す。
その後、市の地域ケアプラザにおける職員配置の見直しにより同施設は3人の増員となり、2016年には同施設を運営する(社福)横浜共生会が独自の取組みとして、綱島西に出張相談所「スペースつなしま」を設置し、業務を行っていた。特に鶴見川以北の綱島地区は、今後も高齢者人口増加が見込まれていることから、今年度、さらに市は同施設に職員2人を増員し、市では初の試みとして分室設置を決定。なお「スペースつなしま」の場所は「つなしま交流室」として常駐職員のいないフリースペースとなり、分室は、綱島東に新たに設置されている。
式典のあいさつで栗田るみ区長は「他エリアのモデルになれば」と話し、また同地域ケアプラザ運営協議会の小口照夫会長は「便利になって、とてもよかった」と喜びを語った。綱島地区連合自治会の佐藤誠三会長は「綱島東地区の住民は近くなって喜んでいる。私もその一人」と会場の笑いを誘った。
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