横浜市の関係部局及び神奈川県警察は7月17日、新横浜駅周辺の繁華街で無通告による夜間合同調査を実施した。
9月に開幕が迫るラグビーワールドカップ2019日本大会(TM)を見据えて、決勝の舞台でもある同駅前地区の環境浄化がねらい。警察と関係7機関から約90人が参加し、社交飲食店など計33棟120店舗を査察した。内容は、避難経路の安全性の確認など。各種法令に基づき是正指導や警告等を行った。
今回は、7月に設立された港北警察署道路利用適正化推進連絡会と連携し、道路上の立て看板等が、規定の範囲から出ていないかなどを調べ、指導を行った。同連絡会は、港北警察署が市の関係機関らと協力して新設。ラグビーW杯等で海外からの来街者の増加も見込まれ、道路の安全性の確保などを目的に、看板設置や客引きへの指導などを行っていく方針だ。
また港北消防署では、消火器の設置場所を示すオリジナルステッカーを作成。分かりやすい絵(ピクトグラム)と英語が表記されており、外国人来訪者でも理解しやすいデザインとなっている。当日は、各店舗にステッカーとリーフレットを配布し、普及啓発を行った。
参加した警察署員は「警察・消防・市が三位一体となり、安全・安心に店舗を利用できるように」と話していた。
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