横浜市立小机小学校(鈴木康史校長)の5年生95人を対象に、11月18日、横浜市活性化協議会による「いちば食育出前授業」が実施された。同授業は子どもたちに食への関心を持ってもらうため市場で卸売業に携わるプロが野菜や魚の知識や流通の仕組みを教えるもの。港北区内で青果の授業は初開催となった。
授業には、トマトやダイコンなど多くの野菜が並び、模擬せりや野菜の花当てクイズ、美味しい野菜の見分け方などを学んだ。講師を務めた横浜丸中青果株式会社取締役の清水厚雄さんは、横浜市の小松菜の生産量が全国3番目であることに触れ「野菜にはみんなが大きくなるために必要な栄養がたくさん含まれている。いっぱい食べてね」と話すと、児童らは熱心に聞き入っていた。
また、JA高知からゆずの生産者らを招いた特別授業も開催された。冬至の時期に合わせ、ゆずを広く知ってもらうことを目的に行われ、今年で4年目となる取組み。ゆずの育つ環境や収穫時の苦労、美味しい食べ方などを紹介した。児童からは「ゆずは何で黄色なの」「一番成長する時期は」「みかんみたいに食べられる?」など、子どもならではの質問に講師がたじたじになる場面も。生産者の平岡大助さんは「みんなが興味を持ってくれて嬉しかった」と笑顔を見せた。
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