師岡熊野神社(石川正人宮司)で6月30日、夏越の大祓が行われ、参列者らは自身や家族らの健康を願った。
「大祓」は全国の神社で行われ、自らの罪穢れや社会の罪穢れを祓い去り、清い心に立ち返って、残る半年を無事に過ごせるよう祈願する神道行事。雨天となった今年、新型コロナウイルス感染症の対策として、神事は神職や神社関係者により神殿内で執り行われた。一般参列者による「茅の輪くぐり」では神職らに続き一人一人、間隔を開けながら、8の字を描くように茅の輪をくぐり、本殿に拝礼した。
師岡町から来た主婦(56)は、節目の度に同神社で厄除けの祈祷をしているが、夏越の大祓への参列は初めて。「主人は単身赴任中で子どもは一人暮らし。離れて暮らす家族の健康をお祈りしました」と話していた。
石川宮司は、雨の中の参列者を気遣いつつ神事の意味を説明し、「このような(コロナ禍の)状況により、密集を避けての神事となりました。ウイルスに負けない心身で夏を乗り切り、良い一年でありますように」とあいさつした。
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