横浜F・マリノスは7月8日、明治安田生命J1リーグ第3節で湘南ベルマーレと対戦し3─2で勝利した。新型コロナウイルスによるリーグ戦中断以降初のホーム試合で今シーズン初勝利をマーク。また無観客でのリモートマッチでは、ファンがオンライン上での新たな応援スタイルで盛り上がった。
新加入選手が躍動
リーグ連覇を目指すF・マリノス。1分け1敗のスタートとなったが、神奈川ダービーで今季初白星を挙げた。
ニッパツ三ツ沢球技場で行われた136日ぶりのホームゲームは、先制を許す苦しいスタート。しかし途中出場の新加入選手たちが流れを変える。まずは4月に海外への期限付き移籍から復帰したMF天野純選手が得意の左足で2得点を挙げ逆転。直後に同点ゴールを許すものの、今季10年ぶりにチームに帰還した青葉区出身のMF水沼宏太選手のクロスにFWオナイウ阿道選手が合わせて勝ち越した。オナイウ選手は移籍後初のリーグ戦でのゴール。天野選手は「サブの自分たちが流れを変えるという意識を持っていた。良い準備が結果に繋がったと思う」と激戦を振り返った。
初のリモートマッチ
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため無観客でのリモートマッチとなった同試合。クラブは「F・マリノス デュアルスタジアム」と銘打ったファン参加型のオンラインイベントを開催した。クラブOBの波戸康広氏と栗原勇蔵氏がMCを務めるライブ配信を実施。ファンは試合中はコメントを書き込むなどして新たな観戦スタイルを楽しんだ。
また、スタンドの座席にはクラブカラーの赤・青・白のフラッグが。これは、事前にサポーターがクラブを通して購入したもので、約6200枚のフラッグが設置され選手たちを後押しした。
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