（左から）太刀野署長、浦葉さん、新島さん
港北警察署（太刀野一夫署長）は10月13日、特殊詐欺被害を防止したとして、信金職員２人へ感謝状を贈呈した。
詐欺を阻止したのは、城南信用金庫日吉下田支店支店長の新島龍樹さんと同店従業員の浦葉萌さん。９月25日、来店した区内居住の女性（82）がリフォーム代名目で定期預金１００万円の解約を希望。窓口対応を行った浦葉さんが不審に思い新島さんへ報告し、速やかに１１０番通報を行った。署員が話を聞くと、実際には、息子を騙る男から「会社の書類を失くし現金が必要」といった電話があったという。「警察署からの詐欺対策指導のおかげ」と浦葉さん。また、新島さんは「身近に起きると再確認した。お客様の資産を守れてなにより」と振り返った。
太刀野署長は「金融機関は最後の砦。今後も協力して、詐欺に立ち向かいたい」と話した。
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