昨年12月末に大豆戸小の児童たちに折り紙講座を行った地域ボランティアらが今月初旬、同校の児童約100人からお礼のメッセージカードを受け取った。約10年以上前からボランティアに参加し、大豆戸小の朝の見守りも務める篠崎元彦さんは「感想を見ると活動の励みになる。他のメンバーにも見せに行きたい」と語った。
同ボランティアは例年、大豆戸小の1年生向けに昔懐かしいおはじきやけん玉、めんこ、あやとりなどの遊び方を伝授している。昨年は新型コロナの影響で児童が集まっての体験ができなかったため、折り紙を使った「サンタクロースの折り方」を動画で撮影し、各教室で放送した。
メッセージをまとめた画用紙には、実際に作ったサンタクロースの折り紙が貼られ、雪だるまなどのイラストが施されていた。「おりがみをおしえてくれてありがとう」「はじめはさんたさんがつくれるとはおもいませんでした。おれたのですごいとおもいました」といった感想が並んでいた。
篠崎さんは「少しでも思い出作りになっていれば嬉しい。今回は折り紙だけだったが、コロナが収束したらまた色々な昔遊びを体験させてあげられたら」と目を細めた。
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