横浜労災病院（梅村敏院長）が３月４日、地域教育の一環として市立城郷中学校で性に関する講演を行った＝写真。
同院産婦人科の笠井絢子医師が登壇し、同校の３年生２００人に向け「妊娠のメカニズム」、「出産にまつわるエピソード」などを紹介した。「一人ひとりが尊い命。大切にしてほしい」と強調し、性的接触による妊娠や感染症のリスクについても説明した笠井医師。卒業を控える生徒らに「色々な経験をしてからでも妊娠は遅くない。自分を大切に、よく考えて行動を」と語りかけた。
同校の白浜郁子養護教諭は「ネットに情報が溢れる中、産婦人科医の先生から正しいお話を聞けたのは貴重な経験になったのでは」と話した。
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