横浜市立箕輪小学校(井上強校長・児童数745人/9月1日現在)の北西側のフェンスに設置された通用門が9月1日に供用開始となり、夏休み明けの登校初日となったこの日、早速、児童が門をくぐった。
通用門の設置を巡っては、同校に隣接するマンション、プラウドシティレジデンスIIIの工事に伴い、今年9月から2022年3月までの間、西門に面する歩行者用通路が通行止めになることが決まっており、その間、多くの児童が登下校の際、綱島街道を迂回することになるなど、安全面の課題が挙げられていた。
このことから、プラウドシティ日吉団地管理組合、箕輪小学校スクールゾーン対策協議会、港北区の3者が協力し、西門近くのフェンスを一時撤去し通用門を設置することが決定し、工事を完了させていた。設置期間は2022年1月上旬までを予定している。
「一時的ではあるが、子どもの安全を確保することができた」と胸をなでおろすのは、同対策協議会副会長で、日吉地区連合町内会の小島清会長。この日も児童の安全な登校のための見守り活動を行った。同じく児童を見守った、同対策協議会委員で箕輪小学校学校地域コーディネーターの小原光子さんは「(夏休み明けに)子どもたちの元気な姿が見られてよかった」と目を細めた。
小さいけど「大きな門」
井上校長は「(通用門設置は)学校だけではできないこと。子どもたちの安全を強く願う地域の方たちの思いに心から感謝したい。門は小さいですが、(大きな気持ちのつまった)大きな門」と話していた。
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