番組作りについて話す小野さん
新羽中学校は10月28日、多業種の講師を招いて職業講話を実施した。
コロナ禍で中止となった職業体験に代わるもので、同校では初の取組み。２年生約１００人がグループに分かれて、スポーツメーカー、テレビ番組制作、ＪＩＣＡ、農業、薬剤師の５つの分野について、それぞれのプロから仕事や自身の経験について聞いた。
デサントジャパン（株）の林亮誠さんは「お客さんの『あったらいいな』を形にするのが仕事」とマーケティングについて解説。生徒たちには「自分の夢を目標にし、何事にもチャレンジしてほしい」とエールを送った。番組プロデューサーの小野泰洋さんも「先入観をなくして、色んな分野に興味を持って人生で色々な人と巡り会って」と呼びかけた。
メモを取りながら真剣な表情で話に聞き入った生徒たち。講話後には「作ったり売るだけじゃなく色んなことをしていると知った」「農家さんの頑張りで安心・安全な食材があると分かった」と感想を口にした。同校の鬼丸玲子副校長も「本物の仕事に触れる機会は貴重。いい体験になったと思う」と振り返った。
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