師岡地区の小学生に科学の楽しさを学んでもらおうと5月22日、師岡町会館で大学生を講師に招き、師岡こども学習会が開かれた=写真。
師岡こども学習会は、地域の住民や大学生のボランティアが主体となって行っている学びや交流の場。コロナ禍でもオンライン学習会を試行したほか、感染症対策を行いながら活動してきた。
今回の学習会は、東京工業大学の公認サークル、東工大ScienceTechno(サイテク)の学生11人が講師を務めた「東京工業大学サイテク科学教室」。近隣小学校に通う区内在住の児童35人が参加した。
偏光万華鏡づくりでは、偏光板とOPPテープを重ね鮮やかな色を出すことで光の性質を学び、児童からは「とてもきれい」との声が聞かれた。また、導線や紐を使ったサイテク式知恵の輪づくりでは、集中して知恵の輪を解く児童の姿が見られた。
師岡こども学習会代表の小山由美子さんは「偏光万華鏡はステンドグラスのような綺麗な模様が見えて、光の性質を学ぶ機会になった」と話していた。
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